「春のお彼岸〜お墓について考える時」

2025年03月17日

今回のテーマは「春のお彼岸〜お墓について考える時」です。
春分の日を中心にした「春のお彼岸」は、先祖を敬い感謝の気持ちを伝える大切な期間です。

この時期にはお墓参りをされる方も多いでしょう。
 
この機会を活かして「お墓」について考えてみてはいかがでしょうか。

少子化や核家族化が進み、お墓の継承問題に悩む声も増えています。

そのため、永代供養墓や樹木葬、散骨などの新しい供養の形を選ぶ方も増加しています。

また、改葬や墓じまいを検討する方もいるかもしれません。
 
墓じまいとは、墓石を解体・撤去し、区画の使用権を返還することです。

行政手続きが必要で、無許可で遺骨を移動することは法律違反となります。

進める際には、まず家族や親族と相談し、了承を得ることが重要です。

その後、遺骨の改葬先を決め、管理者への相談や行政手続きを行います。
 
墓じまいには平均30~300万円ほどの費用がかかりますが、

リーズナブルな改葬先を選び、複数の業者に見積もりを依頼することで費用を抑えられます。

メリットとしては、お墓の管理費用の節約や心理的負担の軽減、子どもや孫への負担軽減が挙げられます。

一方、親族とのトラブルや離檀料の発生、遺骨の取り出し不可などのデメリットもあります。
 
「春のお彼岸」をきっかけに、お墓について話し合い、家族の負担を軽減する準備をしてみてはいかがでしょうか。
 
■ 参考資料
墓じまいとは?平均費用や手続きの流れを解説! | 終活コラム | 終活サポートなら終活協議会