「親の終活」について

2026年05月26日

切り出し方に悩む方へ。家族で笑顔で始める「親の終活」のコツ

 

みなさん、こんにちは。。

前回のブログでは、これからの暮らしを軽やかにするための「はじめての終活」についてお話ししました。

記事を読んでくださった方の中から、「自分のことよりも、実家の両親の終活が気になっている」「そろそろ準備してほしいけれど、どう切り出せばいいか分からない……」というお声をいただくことがあります。

大切に育ててくれた親だからこそ、「万が一のときに困らないように」と思いつつも、「縁起でもない」と嫌がられたり、財産を詮索しているように誤解されたりしたら寂しいですよね。

 

今回は、親御さんの気持ちに寄り添いながら、家族みんなで笑顔で一歩を踏み出すための「切り出し方のコツ」をお届けします。

 

●コツ①:「終活」という言葉を使わない

まず一番のポイントは、あえて「終活」や「もしものとき」という言葉を使わないことです。

人間誰しも、急に現実的なお別れの話をされると身構えてしまいます。 ですから、会話のスタートは「これからの暮らしを応援する」というスタンスがおすすめです。

「これからの人生、どんな風に楽しみたい?」

「家で、不便に感じているところはない?」

そんな風に、親御さんの「今とこれからの快適な暮らし」に興味を持つことから始めてみてください。

 

コツ②:「自分の話」から始めてみる

いきなり親御さんに「ノートに書いて」と頼むのではなく、「実は私、最近こんなノート(エンディングノートなど)を書き始めてみたんだよね」と、自分の話として切り出してみるのもおすすめです。

「いざ書こうとしたら、子どもの頃の思い出とか浮かんじゃって。お父さんお母さんは、私が生まれたときのこと覚えてる?」といった風に、これまでの家族の思い出話(楽しかったこと)に花を咲かせるきっかけにしてみてください。

大切なのは、情報を聞き出すことではなく、「これまでとこれからの大切な話を、お互いにいつでもできる関係」を作ることです。

 

コツ③:片付けは「安全のため」を理由に

実家の荷物の整理も、終活の大きな悩みどころですよね。 これも「元気なうちに捨てて」と言うと反発を招きやすいですが、「家の中で転んだら心配だから、動線をすっきりさせよう」「重いものは危ないから、一緒に片付けさせて」と、親御さんの安全や体を気遣う理由にすると、受け入れてもらいやすくなります。

 

一人で抱え込まず、地域の身近な窓口へ

親の終活は、家族だからこそ感情的になってしまったり、どこから手をつけていいか迷ってしまったりすることも多いものです。

特に、実家(不動産)のこれからのことや、大がかりな荷物の整理などは、プロの目を入れた方がスムーズに進むこともたくさんあります。

「実家のことで、ちょっと気になっていることがあって……」という、小さなつぶやきでも大歓迎です。どうぞいつでも、気軽におしゃべりしにいらしてくださいね。