第2回「実家とモノの整理編」

2026年09月15日

親も子も笑顔で進める「実家の片付け」と、思い出を整理するコツ

=「捨てる」ではなく「受け継ぐ・整える」から始める無理のない終活=

 

■なぜ実家の片付けは進まないのか?

よくある悩み:

「親が捨てたがらない」「どこから手を付けていいか分からない」

親世代にとっては、モノ一つひとつに思い出があり「捨てる=思い出を否定される」と感じてしまう。

大切な意識:

目標は「部屋を空っぽにすること」ではなく、「親が安全に・快適に暮らせるようにすること」。

決して焦らず、親のペースと気持ちを最優先にするのが成功のポイントです。

 

【ステップ1】無理のない片付けの進め方

まずは大きな場所ではなく、ハードルの低いところからスタートします。

「危険の解消」から始める(防災・安全対策)

床に置かれた物、足元・動線を塞ぐモノから整理。

防災の観点(地震で倒れてくる家具の固定や整理)を口実にすると、親御さんも納得しやすい。

 

「明らかなゴミ」から着手

賞味期限切れの食品、使えない家電、古くなった紙類(チラシ等)など、感情が挟まりにくいモノから処分。

 

一度にやろうとしない

「今日はこの引き出し1つだけ」「15分だけ」と短時間で区切る。

 

【ステップ2】「捨てられない」思い出のモノを残すコツ

思い出の品(写真、作品、コレクションなど)は一番最後に回すのが鉄則です。

「写真に撮ってデータ化」する

実物を残せなくても、スマホやデジタルフォトフレームで写真に残せば、いつでも見返せます。

 

「厳選した1箱」をつくる

「この箱に入る分だけは一生分として残す」というルール(宝物箱)を作ると、気持ちの整理がつきやすくなります。(自分で持てることが必須)

 

誰かに譲る・活かす(寄付や売却)

単に「捨てる」のではなく、「次に使ってくれる人に譲る・寄付する」ことで、手放す罪悪感が和らぎます。

※毎月第3日曜日 断捨離バザーを開催しています。ご相談ください。

 

【まとめ】実家とモノの整理は「未来のための対話」

モノの整理は、単なる作業ではなく「これまでの人生を振り返り、これからの暮らしを良くするための対話」です。

 

実家が整うことで、将来の不動産売却や相続の際にも大きな負担を減らすことができます。

 

一人で抱え込まず、時には専門家や第三者の手も借りながら、少しずつ進めていきましょう。